かじさんのつれづれなるままに

映画や読書 スポーツ(相撲)についてぼちぼち書き込むブログです

屋久島・白谷雲水峡

屋久島旅行の最大の目的は
白谷雲水峡
でした。
屋久島というと縄文杉が有名ですが、
そこにたどり着く体力のない私たちは
白谷雲水峡の苔むす森をじっくり堪能することにしました。
ツアーを探してみましたが
時間とコースが短すぎるか長すぎるかで
ぴったりいいツアーが見当たらなかったので
自力でトレッキングすることにしました。
といっても私たちはさほどトレッキングに慣れているわけではなく、
自力で歩いて道に迷わないかが不安でした。

白谷雲水峡は弥生杉までのコースなら
道が整備されていてトレッキング初心者でも大丈夫です。
楠川歩道をまっしぐらに「苔むす森」まで歩くコースも
迷わず行ける感じです。
しかし私たちは楠川歩道を外れ
奉行杉を目指すコースに突入しました。
足元は石がごろごろ、木の根がごつごつしていて
歩きにくいハードな道です。
道に迷わないように
ピンクのリボンの目印が所々にあります。
私たちはピンクの目印を探しながら
歩きにくい道を進みました。
まるでピンクのリボンを探すオリエンテーリングです。
ピンクのリボンが無ければ、どこがルートなのか分からなかったことでしょう。
ピンクのリボンがあっても
「どこを歩くの??」というコースでしたが・・・。

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どこを歩くの???

上ったかと思うと下り、
沢を渡り、
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                沢渡り

また上り、
また下り、
沢を渡り
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                      沢渡り

目指す二代大杉が、びびんこ杉が、奉行杉が
たどり着くまでとても長く感じられました。

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                   二代大杉!大きい!

歩くのに精一杯でしたが、
足元には苔がもっさもっさ生えています。
それが普段見たこと無いような
フサフサの苔なのです。
よく見るとレースみたいに模様のある苔だったり
毛並みのいい動物!?みたいな苔だったりしました。
なんと豊かな苔ワールド。

倒れた杉が苔むしているさまの
なんとも神さびた雰囲気がなんともいえません。
長老のような立派な杉に出会うたびに
立ち止まって眺めました。
(休憩とも言う)
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絶えず聞こえる水の流れの音や
緑に包まれた静寂が心地よかったです。
そして夕方には筋肉痛が始まり、
足を引きずりながら歩くはめになったのでした。

鹿児島/屋久島 3

船の旅

屋久島には鹿児島からフェリーに乗ってのんびりと行きました。
私も友人も飛行機は苦手だったので
飛行機という選択肢はありませんでした。

高速艇「トッピー」ならば2時間くらいで屋久島に着くのですが、
船酔いを恐れた私と友人は
フェリーを選択しました。
(選択肢が少ない私たち・・・)
フェリーは一日に一便。
朝8:30に出航して
屋久島に着くのが12:30。
4時間の船旅です。

港を出てから2時間は
左右に陸が見えていました。
右側に見えるのが薩摩半島
左側に見えるのが大隅半島
この二つの半島の間を進んでいるうちは鹿児島湾内にいるので
波も穏やかでした。
しかし、鹿児島湾から出ると
多少船が上下するようになり、
やはり外洋は波が大きいと感じました。
酔い止めを服用していたし、
たいした揺れではなかったので
全く問題はありませんでした。

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                   フェリーから見た開聞岳
       
湾を出て陸地が見えなくなってくるとあたりは海ばかり。
(たまに島もある)
ずいぶん遠くに来たなあ、という気がします。
普段瀬戸内海の島々を見慣れている私には
海ばかりが広がる景色は
なんだか心細い感じです。

フェリーは1階、2階、3階に客室があり、
私たちは眺めのいい3階に座っていました。
3階にいる乗客の大半は外国人でした。
なんだか海外にいるみたい。
日本国内にいても屋久島に行くのには
かなりヨイショ!が要ったのに、
ヨーロッパから屋久島に来るなんて、
どれだけヨイショ!!が要るのでしょう。

フェリーの中では本を読んだり
ウミガメの展示を見たり
船の中をうろうろしたり
うたた寝したりして過ごしました。
4時間程度なので飽きもせず
のんびり船旅を楽しみました。

鹿児島/屋久島2

初日は鹿児島で桜島を観光しました。
あまり時間が無かったので少ししか見られませんでしたが。

上陸してから海岸沿いを歩きました。
桜島のコンビニは茶色です。
ファミリーマートが茶色だった・・・。
(景観に配慮)

そして火山を意識した地名が目に付きました。
桜島溶岩グラウンド」
「溶岩道路」
「スーパーマグマロード」
「溶岩なぎさ遊歩道」
とても溶岩をアピールしていますね。

波打ち際に転がる石は黒々としていて
「溶岩だなあ」
と感じました。
こんな岩場は他では見たことがありません。
溶岩なぎさ遊歩道は
大正時代に流れ出た溶岩が固まってできた場所のようです。
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桜島の姿はインパクトがありました。
絵に描きたくなるような
堂々たる姿です。
頂上から煙がもくもく上がっています。
今年だけで210回も爆発しているとか。
こんなに爆発がある場所で生活しているというのは
なんだかすごいことです。

テレビで天気予報を見ようと思い
dボタンを押したら
「降灰予報」という項目があったのも、
灰がしょっちゅう降ってくる地域ならではと思いました。



鹿児島経由屋久島に行った話 1

いまさらながら、10月29日~11月1日に屋久島(鹿児島経由)に行ったときの話。

トレッキングに気を取られ、
食べることにはあまり力を注いでいなかった私と友人が
鹿児島&屋久島で食べたもの。

鹿児島は黒豚がおいしいということらしいので
黒豚のヒレカツ
黒豚のハンバーグ
黒豚の炙り

その他に
チキン南蛮
そして麦とろろ。

「麦とろろ」というのは全国的にある食べ物なのか
鹿児島特有の食べ物なのか分かりませんが、
私はいままで食べたことがありません。
味付きのとろろに生卵を混ぜて
それを麦飯にかけて食べます。
(生卵が出てきたので
これはどうするものですか?
と店員さんに聞きました。)

おいしかったですが、麦飯の量が多く
お腹が一杯になり、
さらにそこにさつま汁を飲んだので
胃袋で麦とろろが膨張。
・・・苦しい。
でも、とろろが消化吸収に効くはず!
と思いながら店を出たのでした。

黒豚の炙りはコショウがピリリとしていて、
わさびを付けるとさらにピリリとして
おいしかったです。

それからご飯のお供「豚みそ」がおいしかったので
お土産に買いました。
白いご飯にのせて食べると
ご飯が進みます。
(危険)

屋久島で食べたもの。
地魚のにぎり寿司
タルメ(目が大きい魚?)
シビ
アカハラ(カンパチ?)
コブシメイカ(こぶしの形のイカ
何の魚かよく分からないながら
おいしかったです。

タンカンジュースは濃いみかんジュース
という感じでした。
おいしいという噂の「首折れ鯖」は
その日は入っていなかったので
食べられませんでした。

以上。

私は食レポには全く向いていないのがしみじみ分かるなあ。

テルマエ ロマエ

テルマエ ロマエ』

しかしまあ、おっさん率の高いマンガですね。
90パーセントはおっさん。
もう、おっさんだらけです。
(+おじいちゃん、おばあちゃん、おばさん。)
そしてわずか10パーセントの女性パートの
大部分を占めるのがさつきさん。
映画では上戸彩さんが演じる
漫画家志望の女性が出てきましたが、
原作では古代ローマを研究する才女のさつきさんが登場。
ルシウスさんは、ようやく言葉の通じる相手に出会えたわけです。

いや、それより
すご腕整体師の鉄蔵さんが渋いです。
なんてかっこいいのだ、鉄蔵さん。
鉄蔵さんもなぜか古代ローマにワープしてしまいますが、
突然別の空間に連れてこられても
ビビりもせず表情一つ変えず、
少しも慌てぬさまで
冷静に状況を観察するのです。
なんて肝のすわった男なんでしょう。
こんな渋い祖父がそばにいたら、
そりゃあ さつきさんもその辺の軟弱な男性には見向きもしまいよ。

黒ラベル

昔描いたらくがきを発掘するシリーズ

懐かしのCM
卓球編

黒ラベルシリーズが好きでした。


裏に描いたどーもくんが透けて見えてます・・・。
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やけに弁の立つ弁護士が

少し前に放送されていた
『やけに弁の立つ弁護士が学校で吠える』
というドラマを見ていました。

学校で起こる様々な問題を
学校専門の弁護士「スクールロイヤー」
の田口が解決していく・・・
はずなんですが、
毎回見た後にモヤモヤが残りました。
田口は「弁が立つ」のですが
実はあまり問題を解決できていません。

我が子が先生に暴力を振るわれたと
訴えて来るモンスターペアレント
吹奏楽の練習がうるさいと怒鳴り込んで来る近所のおじさん。
田口は法律を挙げてビシビシっと相手を黙らせます。
そこはまあ、ちょっとはスカッとします。
しかし、それで問題は解決しません。
法律を振りかざしてビシッと言えばいいそれで終わりというものではなく、
学年主任の三浦が必ず相手のところに行って
フォローします。
人情に訴えるというか、根回しというか、
波風が立たないようにうまく処理するわけです。
田口も三浦もお互いに
「あなたのやり方では解決しない」
と思っています。

モンスターペアレントだの
教師の長時間労働とか
変な校則とか
いじめとか
ありとあらゆる問題が取り上げられますが、
「こんなことではいつまでたっても
解決しないよ・・・」
と暗澹たる気持ちになります。

学校の抱える問題は深い。
とてもじゃないけれどスカッとなんかしません。
最終回だけは少しスカッとしたかな。
(主演は神木隆之介