立山黒部アルペンルート 2
黒部立山アルペンルート 2
富山 ⇔ 室堂
長蛇の列との戦い
この旅行に出発する前に最大の疑問だったのが
立山黒部アルペンきっぷは
同じ所を何度も行き来できるか?
ということでした。
きっぷの説明を読むと、
「有効期限内は何度も乗り降りできる」
とのこと。
私と友人は富山から立山に行き、
また富山に戻って富山に宿泊し、
また立山に行き、、、
という計画を立てていました。
しかし、ケーブルカーや高原バスを何回も利用できるのか
確証はありませんでした。
一方通行で一回しか使えず
没収されたらどうしようと心配でした。
結論。
何度も行き来してかまいません。
私たちはケーブルカーも高原バスも
3回乗りました。
二日目は富山駅から室堂に行き、
室堂を散策して富山に戻るという日程です。
富山電鉄でケーブルカーの指定を取ります。
8:56の特急に乗りましたが、乗客はまばらです。
観光客が少ないのかな?と思いましたが
そんなわけがありません。
1時間弱の列車の旅で、
徐々に標高が上がっていきます。
立山駅に着くと、車で来た人や団体客がたくさんいて、
ケーブルカー乗り場は長蛇の列ができていました。
10:00のケーブルカーの指定を取ったものの、
本当に乗れるのか心配なくらいでした。
トイレに行く暇もなく列に並んで待ちました。
ケーブルカーは満員ぎゅうぎゅう。
ぎゅうぎゅう過ぎて暑かったです。
美女平に到着。
ここで高原バスに乗り換えますが、
ここでも長蛇の列です。
バスに乗り切れるのか不安でしたが
バスは2台だったので乗れました。
美女平は標高約1000。
涼しいかと思いきや暑かったです。
美女平は立山杉の森があります。
樹齢1000~1500年の立派な杉もあるので
時間があれば散策したかったです。
すべてバスの車窓から見ただけです。
称名の滝もバスの車窓から見ました。
弘法という地名がありました。
弘法大師が杖を突き立てたら水が出た
という言われのある場所だそうで、
こんなところにも弘法大師!と驚きます。
弥陀ヶ原、天狗平と
徐々に標高は上がっていきます。
終点、室堂に到着です。
旅行前から気になっていたのは
室堂の気温です。
標高は2450メートル。
9月とはいえかなり涼しいだろうと
重ね着できるように準備はしました。
室堂は曇っていて、周りは真っ白。
バスから降りると寒かったです。
歩き始めるも、周りは雲で景色がみえないよ・・・。
それでもミクリガ池からぐるりと歩いているうちに
雲は晴れてきました。山の裾野が見えてきます。
残念ながら頂上は見えませんでした。
エンマ台からりんどう池、
血の池、みどりが池、と歩き回りましたが、
歩くとすごく息が切れます。
運動不足もありますが、
酸素も薄かったのだと思います。
立山というと
ライチョウが有名ですが、
残念ながらライチョウを見ることはできませんでした。
しかし、オコジョが走り去るのは目撃しました。
高山植物もあまり咲いていません。
花の時期と少しずれていたみたいです。
14:20のバスで下山する頃にはかなり晴れて
景色がきれいに見えました。
それでも山頂は見えませんでしたが。
弥陀ヶ原でバスを降りて1時間ほど散策しました。
室堂は石畳でしたが、
弥陀ヶ原は木道で歩きやすかったです。
笹やハイマツ、そして小さな高山植物の花が咲いていました。
蝶やバッタがやたら人なつこい。
しかし、
暑い。
長袖2枚重ね着したら暑かったです。
15:55のバスで美女平に向かいました。
ホテルに帰ってニュースで大相撲をチェックしました。
私たちが立山で
ひゃっほー
と散策しているうちに
白鵬が休場していました・・・。