かじさんのつれづれなるままに

映画や読書 スポーツ(相撲)についてぼちぼち書き込むブログです

『乱と灰色の世界』

乱と灰色の世界
入江 亜季 著
 
 
昔からアニメには「魔法少女」というジャンルがありますね。
主人公は小学生か中学生か、とにかく少女です。
子どもなんだけれど魔法によって一時的に大人の女性になって、
その姿で問題を解決する、
というパターンが多かったような気がします。
 
でも、それって設定に無理があります。
いくら魔法で大人になったからって
中身は子どもよ!
小学生よ!
思考回路も感情も人生経験値も
子どものままよ!
そんなんで何ができるのよ~~!!
それとも魔法で精神年齢も成長するのですか~!!?
 
 
この『乱と灰色の世界』の主人公の
漆間 乱(うるま らん)ちゃんは小学生の女の子です。
ある靴をはくと、成長して大人の女性になります。
(・・・たぶん高校生くらい??)
それがとびきりの美人なんです。
そんな美人の乱ちゃんにオレ様の凰太郎(おうたろう)が恋してしまい、
乱ちゃんを口説きにかかります。
しかし、小学生の乱ちゃんにはこの事態がどういうことなのか飲みこめません。
(当然です。)
パニックです。
どうするのか、乱ちゃん!
 
この凰太郎はあまり性格がよくないので、
私としては乱ちゃんと凰太郎の恋を応援する気はないのですが、
どういうことになるのか気になるところです。
 
入江 亜季さんの絵はゴージャスでにぎやかで
読んでいて楽しいです。