がんばれ、零くん
ひき続き『3月のライオン』より
零くんがこっぱずかしい失敗をするの巻。
後藤と対戦することばかりに気を取られ、零くんは目の前の対戦相手である
島田八段のことをなめてかかっていました。
しかし対戦するうちに島田八段の実力を見せつけられ、
なめてかかっていた自分の思い上がりを知ったのでした。
恥ずかしい~~~。
でも、頂上に上っていく者は
誰でもこうやって恥ずかしい失敗をしなければならないのでしょう。
「なあに、そのうち大人になりゃあいやでも気付くさ
どんなヤツでも一線でやってる人間で恥をかいた事無いヤツなんていねぇってコトにな」
と、ひなちゃんのおじいちゃんは語るのでした。
どんなヤツでも一線でやってる人間で恥をかいた事無いヤツなんていねぇってコトにな」
と、ひなちゃんのおじいちゃんは語るのでした。
はぁ~。
(ため息)
零くんがこんなこっぱずかしい体験をしなくなるくらい成長するのは
いつのことなのでしょうか。
宗谷名人もこんな恥ずかしい失敗があったのだろうか!?
想像できません。
********
零くんは自立したかったのです。
早く大人になって、自分の足だけで立てるようになって、
大事な人を守れるようになりたかったのです。
だから、誰にも頼らずに一人で頑張ろうともがいていました。
早く大人になって、自分の足だけで立てるようになって、
大事な人を守れるようになりたかったのです。
だから、誰にも頼らずに一人で頑張ろうともがいていました。
でも、林田先生は言いました。
「あのな、大事なことだぞ?
いいか?
一人じゃどうにもならなくなったら誰かに頼れ
でないと実は誰もお前に頼れないんだ」
いいか?
一人じゃどうにもならなくなったら誰かに頼れ
でないと実は誰もお前に頼れないんだ」
林田先生のこの言葉で、
「誰にも頼らないことが自立」ではないのだということを知りました。
一人でどうにもならなくなったら誰かに頼ってもいいのですね。
そして誰かに頼れば、その誰かも自分を頼ることができます。
これは、人間関係の中で大事なことだなあ。
「誰にも頼らないことが自立」ではないのだということを知りました。
一人でどうにもならなくなったら誰かに頼ってもいいのですね。
そして誰かに頼れば、その誰かも自分を頼ることができます。
これは、人間関係の中で大事なことだなあ。