かじさんのつれづれなるままに

映画や読書 スポーツ(相撲)についてぼちぼち書き込むブログです

韓国の書店

実は韓国ツアーの3日目は、私と友人の2名しかいなかったことと、
土砂降りのため仁寺洞散策ができなくなってしまったため
時間が余っていました。
そこで午後はロッテデパート付近をうろつくことになったのです。
そのあたりは明洞(ミョンドン)という繁華街で、
ブティック、コスメ店、レストランなどがたくさんあり
ショッピングには最適な場所です。

しかし私はショッピングにはあまり熱意がございません。
では、どこへ行ったかというと
書店です。

ソウルでは本屋はあまりないらしいです。
小さな書店は不景気でつぶれてしまい、
大きな書店があるくらいだと、ガイドさんが言っていました。
確かに、バスの車窓から街をながめていたときも
書店はほとんど見当たりませんでした。

ロッテデパートの近くに大きな書店があるというので
ガイドさんに案内してもらいました。

書籍は当然ハングル文字だらけです。
私に分かるわけがありません。
実は、日本のマンガが韓国語になっているのを
見てみたかったのです。


案の定、日本のマンガがたくさんありました。
大半は日本のマンガだったと思います。
日本だと、コミックスは背表紙でどこの出版社かすぐ分かりますが、
韓国版は背表紙のデザインが違うので
すぐに分かりません。
著者名がローマ字で書いてあるので、
それを手がかりに誰の漫画かを探さなければなりません。
著者名がローマ字ではなくハングルのものは
韓国人の漫画家による作品だと思います。
でも『名探偵コナン』とか『のだめカンタービレ』とか、
話題の作品は当然のごとくずらずらと並んでいました。


韓国のマンガを買ってきました。
もちろん読めませんが。
友人が「表紙がすごくインパクトがある」と言っていましたし、
書店にポスターも貼ってありましたし、
平積みしてあって11巻まででているので
多分人気のマンガなんだろうと思います。
「宮」というタイトルらしい。(漢字で併記してある。)
友人がインターネットで調べたところ、
ドラマ化されてDVDも出てるらしいですね。
人気マンガなんでしょう。
日本のマンガの影響を受けた絵柄だと思います。

ところで韓国のマンガは日本と逆で
左から右に読みます。
セリフは横書きです。

しかし日本のマンガを韓国に翻訳したものは
右から左に読むタイプです。(つまり日本と同じ)
これって韓国人には読みづらいのではなかろうか??
セリフは横書きです。
翻訳してちゃんとフキダシにおさめるのは大変だろうな。
「ゴゴゴゴゴー」とか「わー」とかいう擬音が
ハングルになっているのを見るのは妙な気分です。

韓国の書店は簡易包装でした。
買った本を袋に入れるでもなく、カバーをつけてくれるでもなく、
帯でとめただけでした。
でも無駄がなくてよいことです。