かじさんのつれづれなるままに

映画や読書 スポーツ(相撲)についてぼちぼち書き込むブログです

氷艶 2019

氷艶 ~月光かりのごとく~
を見ました。
 
2017年の『氷艶 破沙羅』は
歌舞伎×フィギュアスケート
というアイスショーでした。
 
2019年の氷艶第二弾は
宮本亜門氏演出による
源氏物語×フィギュアスケート
 
源氏物語といってもストーリーはかなりアレンジしてあり、
紫式部源氏物語や『あさきゆめみし』とは全く違います。
主演は高橋大輔さん。
前回は義経で今回は光源氏です。
美男の貴公子!
そして今回はセリフもあって演技もしなければなりません。
(大丈夫なのか、大ちゃん?)
台本の読み合わせも初めてという
初心者の高橋大輔さんは
照れすぎてセリフは棒読み・・・。
ラブシーンもあるのに本当に大丈夫なのかと思いましたが
そこはやはり高橋大輔
本番はバッチリでした。
 
氷艶版源氏物語
我が子 朱雀君を帝にしたい弘徽殿女御が
貴族の長道と組んで目障りな光源氏を抹殺しようとする
陰謀ストーリーになります。
なので、光源氏が刀で戦うという、
源氏物語にはありえない展開になります。
刀さばきも見事な、なんとりりしい光源氏でしょうか。
光源氏が戦いの末、海に流されてしまい行方不明
とか、
朱雀帝が紫の上に横恋慕するとか、
海賊が光源氏を助けてくれるとか、

そんなんありか?という
つっこみどころ満載のストーリー展開になりますが、
そんな事はどうでもいいです。
高橋大輔さんの美しい舞いが見られます。
吹き替えなしでちゃんとセリフも言ってます。
そして、歌も歌います!
桐壺更衣/藤壺宮の平原綾香さんの歌声が美しく、
紫の上のリプニツカヤ嬢、
朱雀君のランビエール氏が美しかったです。
海賊の柚希礼音さんがかっこいい。
弘徽殿役の荒川静香さんも黒の魅力がありました。
豪華なアイスショーでした。