かじさんのつれづれなるままに

映画や読書 スポーツ(相撲)についてぼちぼち書き込むブログです

インドネシアの青春映画

ビューティフル デイズ

2002年 インドネシア

インドネシアで大ヒットしたという作品だそうです。
オープニングからポップスのようなノリのいい曲が流れてきて、
女子高生たちが楽しげに学校生活を楽しんでいる、明るい青春映画です。

これが日本かアメリカの作品ならば、
ありきたりすぎて見ません。
しかしインドネシアならどんな作品になるのかと思って見てみました。
ストーリーはありきたりですが、インドネシア
高校生がどんな生活をしているのか見ることができて面白いです。

インドネシアの高校生は車で登校していいみたいです。
何歳から運転免許をとれるのでしょうね?
主人公たちはわりと裕福な生活をしているようなので、
これが一般的な高校生なのかどうか分かりませんが。

それから日本とちょっと違うところは、
インドネシアの人々は詩を作るのが好きらしいという点です。
もちろん日本でも詩を作る学生はいると思うけれど、
女子高生5人が集まって遊んでいて、そこで詩を朗読するのが
ごく自然に行われるくらい詩作はポピュラーなことらしいです。
主人公たちが新聞部だから特別に文学に親しいということかも
しれません。
でも、多分日本に比べてインドネシアでは詩が
人気があるようです。

ストーリーは以下の通り。

主人公はチンタという少女です。
チンタというのは「愛」という意味だそうですから、
日本でいうなら「愛ちゃん」が主人公ということですね。
チンタには4人の親友がいて、5人は固い友情で結ばれています。
毎年学校で作詞のコンテストが開催されますが、
優勝はいつもチンタでした。
今年もきっとチンタが優勝すると思われていましたが、
結果はランガという男子生徒が優勝しました。

そのランガという人は、いつも一人でいるちょっと変わり者でした。
作詞コンテストも彼が応募したわけではなく、知人が勝手に応募したのであって、
本人は「優勝なんて知ったことではない」というそっけない態度です。
人とつきあわないタイプで、友人も少なく、
とにかく「俺のことは放っておいてくれ」という
クールな奴でした。
そんなランガに、チンタは「なによ、あいつ!」と腹を立てますが、
怒りながらも実はちょっと惹かれていくという
学園ロマンスでよくある展開です。

ランガくんはなかなかハンサムです。
私はチンタの友人のアリヤがかわいいと思いました。
(ちょっとかわいそうな境遇の女の子でした。)