かじさんのつれづれなるままに

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『冒険者たち』

「それは島というより
海に浮かぶ要塞なの」


冒険者たち 
 

(67年・フランス)      


マヌー、ロレーヌ、レティシア
男二人と女一人が、海底に沈んだ財宝を探すというストーリー。
もし財宝を見つけたらどうするかと問われて、
レティシアは「島を買う」と答えます。
どんな島かという説明が、冒頭のせりふです。

「それは島というより海に浮かぶ要塞なの」

聞いたときには何のことか分かりませんでしたが、
作品の後半に、実際にその島がでてきます。
たしかに。
島なんですが、島全体に建物が建っていて、
海の上に要塞が浮かんでいるように見えます。
あの島は実際にあるんでしょうか?
あるとしたら、どこに?
(あるんでしょうね。でなければ撮影できませんし。)

この作品の良さは、過剰な演出、扇情的演出、過度のセンチメンタリズムが
無いことです。
あっさりしているから、かえって印象に残ります。
男女三人の関係も、あっさりしていていいです。