かじさんのつれづれなるままに

映画や読書 スポーツ(相撲)についてぼちぼち書き込むブログです

フォーエバー・フィーバー

本日も映画の話です。

本日の映画のポイント。
似ていないトラボルタもどき。

フォーエバー・フィーバー  

(98年・シンガポール)      


ストーリーは単純です。
主人公が映画『サタデー・ナイト・フィーバー』を見てダンスに目覚め、
ダンス大会で優勝を目指すというもの。
主人公は、最初はダンス大会の賞金が目当てでダンスに励みます。
ダンスが好きでたまらないわけじゃないのです。
しかし練習しているうちにのめりこんでいきます。
幼なじみのメイとの恋の行方とか、社長のいじわるな息子の妨害など、
よくあるパターンの連続ですけれど、笑って見逃しましょう。
なんといっても、これはシンガポールが舞台で、
主人公は『サタデー・ナイト・フィーバー』を見て、
それのまねをしようというあたりが笑えます。
なりきって踊っているつもりなんだろうけれど、なんだかカッコよくない・・・。
(すいません。主人公さん。)
そのカッコよくないところが可笑しいのですが。
そして、主人公がダンスが下手だと落ち込んでいると、
なんと『サタデー・ナイト・フィーバー』のスクリーンからトニーが出てきて、
主人公にアドバイスをするではありませんか。
すごい設定だ! 
もちろんジョン・トラボルタ本人が出演しているわけはなく、
トラボルタもどきの俳優が出てきます。
それがトラボルタには似てない・・・。
主人公は、スクリーンから出てくるトニーに会いたさに
足しげく映画館に通うことになるのでした・・・。

しかし、『サタデー・ナイト・フィーバー』は1977年の作品なのに、
どうして98年になってシンガポールでこの作品が作られたのだろう?