かじさんのつれづれなるままに

映画や読書 スポーツ(相撲)についてぼちぼち書き込むブログです

解体新書


道徳だったか、国語だったか授業の読み物で
『解体新書』のお話があったように思います。
フルヘッヘンド」(?)とかいう言葉の意味が分からなくて、
杉田玄白前野良沢らが頭を抱えてうんうんと悩みながら意味を突き止める、
という内容でした。
(子ども心に強烈なインパクトを残したお話でした。)

その様子が再現されたかのようなドラマが、
NHKでお正月に放送された
風雲児たち蘭学革命篇)』
でした。

オランダ語に精通している人がほとんどいなかった時代に、
医学書を翻訳しようと知恵を出し合う
杉田や前野たちの熱意がよかったです。

あれほど苦労して翻訳したのに、
前野良沢の名前が『解体新書』に載っていないのはなぜなのか。
そのいきさつも興味深かったです。
杉田玄白前野良沢も、高い志で翻訳に取り組んだはずだったのに。

田沼意次草刈正雄)や平賀源内(山本耕史)も
脇でいい味を出していました。