かじさんのつれづれなるままに

映画や読書 スポーツ(相撲)についてぼちぼち書き込むブログです

ヴェニスの商人

劇団 D-Boys のヴェニスの商人を見ました。
(テレビ放映で)
ヴェニスの商人』ってこんなスト―リーだったのか~。
シェイクスピアの作品というと、なかなか見る機会がなく、
タイトルしか知らないものが多く、
とっつきにくいという勝手な印象がありましたが、
この舞台はイケメンの多い男性演劇集団によるものだったおかげで
楽しく見ることができました。
女性役も男性が演じるという配役でした。
男性が女装して女性「ポーシャ」を演じて、
そのポーシャがさらに男装するというややこしい構成です。
しかし、シェイクスピアの時代には役者はすべて男性だったから、
オールメイルの舞台は原作に忠実ということになります。
三組の恋人たちはすべて丸く収まりハッピーエンドになります。
しかしこの作品を見ていると、
ユダヤ人商人シャイロックがかわいそうに見えてきます。
いくらあくどい商売をしているからといって、
ユダヤ人」だとあんなに蔑まされるのは不当ではなかろうか?
(このシャイロックに関する描き方は、
シェイクスピアの原作ではどうなっているのでしょうか?
気になります。)