かじさんのつれづれなるままに

映画や読書 スポーツ(相撲)についてぼちぼち書き込むブログです

瀬戸内国際芸術祭のこと 豊島編

「遠い記憶」
 
おびただしい数の
引き戸とか
ふすまとか
ガラス戸とか
障子とか
それがトンネルを形作っています。
建物のなかにもおびただし数の戸が壁一面を
覆い尽くしています。
かつてはどこかの家の中にあったのだろうガラスの引き戸、ふすまです。
その家はいまは壊されて存在しません。
 
ガラスに電車の絵を描いた戸がありました。
これを描いた子どもは今はどうしているのでしょうか。
当時は畳の上におもちゃをひろげて遊んだのでしょうか?
その子どもの思い出がしみこんだ家はもう取り壊されて無くなってしまいました。
このガラス戸だけがその頃の記憶をとどめているのです。