かじさんのつれづれなるままに

映画や読書 スポーツ(相撲)についてぼちぼち書き込むブログです

ドラマ

ふだんドラマを見ないのですが、
珍しく見ている最近のドラマ
 
NHK木曜日の時代劇『ちかえもん

近松門左衛門を主人公にしたドラマ。
松尾スズキさん扮する近松さんは『赤穂義士』の脚本を執筆中ですが、
これがなかなか進まない。
近松さんは脚本が書けないダメダメ戯作者として登場してます。
書いている『赤穂義士(?)』もめちゃくちゃな筋書きです。
アニメがでてくるし、
変な替え歌も歌っちゃう近松さん。
(アニメの絵柄がいい味です。)
内容は若旦那と遊女の恋、密輸貿易、悪徳商人、仇討などなどがあって
最終的には『曽根崎心中』へ。
はちゃめちゃな演出で楽しいです。
見始めたときはすでに4回目だったのが残念です。
そして次はもう最終回・・・。
 
 
『わたしを離さないで』

原作を読んでいたので、これをどうドラマ化したのか興味がありました。
なかなかいいと思います。
もちろん原作から少し変えてある部分もありますが。
「臓器提供のために作られたこども」
というSF的な設定で
これがハリウッド映画なら、
世間から隠された非人間的なこのシステムを正すため、
主人公たちが立ち上がって戦う
という筋になりそうです。
が、カズオ イシグロさんは違います。
こういう状況のもとで育てられたこどもたちは
何を感じ、どう考え、どう生きていくのか、
というのを丁寧に描いていきます。
(戦う人たちもドラマの中では出てきますが)