かじさんのつれづれなるままに

映画や読書 スポーツ(相撲)についてぼちぼち書き込むブログです

巡業の白鵬関

10月20日(火) 快晴
 
丸亀で相撲の巡業が行われたので見に行きました。
秋場所を途中から休場し、
巡業も前半は休んでいた白鵬関が
丸亀巡業から復帰するということで、
これは行かねばなりません。

久しぶりに見る白鵬関。
脚の具合はどうでしょうか?

公開の稽古では土俵に上がって
ぶつかり稽古を少ししていました。
いつもなら胸を出す方なのに、
今回はぶつかる側というのがなんだか不思議な気がします。
 
公開稽古が済むと、大半の力士は引き上げていきます。
なぜか白鵬関はしばらく土俵下にとどまって
四股を踏んだり体を動かしている様子。
土俵の上でちびっこ力士たちが巨大なお相撲さんに挑んでいる
(遊ばれている?)のを
ほほえみながら眺めていました。
 
土俵を去った白鵬関が、体育館の外に出ていくのが見えました。
(サインちょうだい攻めにあいながら。)
どこに行くのだろう?と思って目で後を追うと、
敷地の隅っこの方に移動していきます。
そこで付け人を相手に稽古を始めました。
やや、こんなところで白鵬関の稽古が見られようとは
なんて運がよいのであろう。
私は少し離れたところから眺めることにしたのでございます。
 
付け人を正面にして、立ち合い。
何度かぶつかった後、付け人に身振り手振りで指示して
構え方や立ち位置を変えさせます。
なんだか手話みたいです。
四つに組んだり右上手になってみたり、
いろいろなパターンで稽古をしていました。
足技を使ったり、出し投げで相手の体勢を崩したり、
最後はなんだかモンゴル相撲みたいでした。
(地面に投げられた付け人たちは痛かったろうな・・・)
まだ完全復活とまではいかなくて、
様子をみながらぼちぼちという感じの稽古のようでした。
 
白鵬関の真剣な表情、
体と体がぶつかる音、
肩ににじむ汗、
激しくぶつかり合って赤く染まった肌。
30分ほどでしたが、
とても印象に残りました。
(すいません、舐めるように眺めたみたいで。)
これを見ただけで、巡業に来たかいがあったというものです。

(実はこれは入場券がなくても見られる場所でやってました。
 運のいい人は通りすがりに見られたかもしれません。)
 
もちろん他にも見所はたくさんありました。
あっという間の巡業でございましたよ。