かじさんのつれづれなるままに

映画や読書 スポーツ(相撲)についてぼちぼち書き込むブログです

男子シンクロ正式種目化に関する考察

本日はスポーツの話です。

現在、オリンピックでシンクロナイズドスイミング種目は女子しかありません。
男子シンクロも正式種目にならないかなあ。

アテネオリンピックの直後に「ウォーターボーイズ選手権大会」が民放で放送されました。
そしてまたまた今年の9月にも「ウォーターボーイズ選手権大会 2」がありました。
毎年恒例の行事になりそうですね。
ウォーターボーイズ』という映画やドラマで有名になった、あの「男子のシンクロ」の大会ですが、
日本各地の高校から代表校がやってきて競う姿を見ていると、

「いやー本当に、男子のシンクロがオリンピックで正式種目にならないかなー」
と思います。
女子のシンクロとはまた違った面白さがあります。


しかし、男子シンクロが正式種目になるには、いろいろと問題点もあるだろうと思います。
このウォーターボーイズ選手権は高校生が競いますが、
オリンピック種目となると出場する選手の年齢層はぐんと上がるでありましょう。
下は16、17歳から上は30歳以上でしょうか? 
そうすると、ムキムキの成人男子が水面上で舞う?ことになるでしょう。
高校生ならばまだぴちぴち青年ですが、
20代のムキムキ男性が脚を上げて水面で舞うのはいかがなものでしょうか?
もちろん、脚のムダ毛、わきの処理はしていただかなくてはいけません。
…ところでやっぱりぴちぴちパンツをはくのでしょうか? 
高跳びこみはぴちぴちパンツだしなあ。
でも、あれではデザインに凝れないので楽しくないなあ。 
イアン・ソープが着ているような全身型スイムスーツなんてどうでしょう? 
あれならは各国でいろいろとデザインが楽しめそうではありませんか?
(そんなことはどうでもいい?)
それにしても、男性のたくましい脚が水面に にゅっと出てくるのを見て、
美しいのであろうか?? 
・・・いやいや、そこは脚線美を見せるのではなく、
ダイナミックな脚技を見せるのですよ(多分)。

それから陸ダンスも採点に入るのでしょうか? 
女子シンクロもプールに入る前に一応何かポーズを取っています。
しかし、男子シンクロの陸ダンスは長いです。
果たしてオリンピックでそんなに長く踊ってよいのでしょうか? 
それに、踊りのジャンルはどうなるのでしょうか? 
うけを狙った踊りではオリンピックに向きません。
外国人男性が団体で揃って踊る姿はすごいものがありそうです。
どうも正式種目では、陸ダンスはカットされそうです。(勝手な想像)

男子シンクロには女子にはないアクロバティックな技が大いに期待できます。
女性でもかなり高くジャンプするのだから、男性ならばもっと迫力があるでしょう。

ところで、プールの水深という問題があります。
ウォーターボーイズの場合、高校生なので水深の浅いプールを使っています。
だから、しっかり足を着けて組み体操ができます。
しかし、オリンピックではやはり女子と同じく深いプールで行うでしょう。
とすると足を底につけて組み体操はできません。
水面に浮きながら組み体操は難しいでしょうし。
などなど、いろいろと想像は尽きません。

今のところ正式な大会はなさそうですが、
絶対に男子でシンクロをしている人は世界各国にいるはずです。
アメリカにはいるようです。(何かのテレビ番組で見た記憶があります。)
もしかしたら局地的に選手権大会も行っているかもしれません。
しかし、オリンピック正式種目のためにクリアしなければならない点は多そうです。


ところで男子新体操についても是非ともオリンピックで正式種目にしてほしいです。
国体では正式種目になっているくらいですから。でももうすぐ廃止されるらしいです。
残念です。